「問題の下には、ギフトがある」
心理学で、よく使われる言い方ですが、
初めて聞いたときは、誰でも
「ええーっ???」か
「はあ???」か
とにかく、はてなマークがつく
リアクションになってしまいますよね。
ギフトって、贈り物ですから、
この苦しすぎる、大ピンチな状況に
贈り物って何ですか???
ということになります。
当たり前ですね。
大変なときに、ほんとすみません。(笑)
問題は、その時、自分が乗り越えられるものしか
やってこない、なんてことも言われます。
私たちは、自分のやり方というものを持っています。
生まれて、私たちをお世話して、育ててくれた人達がいて、
そこで、人との関わり方、物事への対処の仕方なんかを
日々、学習していきます。
こどもの目線で、一生懸命、理解し、学ぶわけです。
多くの場合、父、母、きょうだい、祖父母などとの
関わりの中で、それをやっていきます。
私たちの心と身体に、その学びは、深く沁み込んでいきます。
こうすると一番、お母さんが喜ぶ、とか
こうすると一番、お父さんに怒られない、とか
こうすると一番いいと、こどもの私たちが思うやり方です。
私たちは、そのやり方を、もっと大きくなって、
幼稚園や学校へ行くようになり、家族以外のところでも
自然に使うようになります。
というか、とりあえず、そのやり方しか
知らないわけですから、当然ですね。
もっともっと大きくなって、
もう大人と言われるようになってからも、
誰かに、お父さんを投影し、
誰かに、おばあちゃんを投影し、
なんてことを繰り返しながら、
深く沁み込んだやり方を私たちは、無意識に使います。
とても慣れ親しんだやり方であるわけですが、
それを学んだのは、なにせこどもの頃ですから、
大人になってからも、それが、いつもうまくいくかというと、
残念ながら、そうでもないようです。
今までと同じやり方なのに、うまくいかなくなった。
似たような問題が、何度も繰り返される。
そんなことが起こり始めたら、
それは、私たちのやり方の「変え時」なのかもしれません。
しかし、これは、「じゃあ、変えます」
みたいに、簡単にはいかないかもしれません。
なにせ、長年連れ添ったやり方ですから、
癖みたいになってたり、オートマチックにやってしまうものです。
なので、練習が必要だと思って、
少しずつ取り組むことが、うまくいくコツです。
未知の世界が広がるところですから、
えいやっ!と、飛び込むのが難しいのは仕方ありませんね。
パターンになってしまっている古いやり方は、
まず、それをやっている自分に、気が付くところからスタートです。
気が付くことが出来れば、同じテンションのまま、
それ以上やり続けてしまうというところからは、
抜けることが出来ます。
少しずつ、新しいやり方を、
私たちの人生に取り入れていく。
窮屈だった人生が、楽に自由になるかもしれません。
幸せを幸せと感じることができるかもしれません。
たくさんの新しいいいことがやってくるはず。
それが、問題の下にあるギフト、贈り物。
問題ばかりがやってきて、
贈り物を受け取るのが難しい。
そんなときは、お手伝いいたします。
お役に立てれば、うれしいです。
池尾千里
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