大人のニーズ 〜PhotoWord〜

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私たちは、みんな

愛されたいと思っているけれど

「愛される」の、もっと手前にある

「私のこと、知ってる?」

というところから、

私が、ここにいること

私が、寂しいこと

私が、怒ってること

私が、がんばってること

などなど、

わかってくれてる?

理解してる?

大人になっても、私たちには、

「理解して欲しいの!」

というニーズがあります。

小さい子どもなら、

「ママ、見て!見て!」

って、なんでもママに見てもらって

「えらいねー」とか

「出来たねー」とか

褒めてもらうことで

満たしていきますよね。

でも、大人になると、

そんなふうにはしなくなります。

相手のことを考えて、

負担になっちゃうよねって気遣ったり、

そんな態度は、恥ずかしいって

思ったりするからですよね。

それに、大人になることで

自分に厳しくなっていきますから、

そのせいで、知らず知らず制限を掛けていたりもします。

つい、ないことにしたり、

我慢したりするのですね。

確かに、子どもの頃よりはずっと

我慢も効くようになります。

でも、そうやってした我慢は、

少しずつ溜まっていきます。

誰かに理解されているという感覚が

どこかで得られていれば、

バランスは取れますが、

我慢のほうが大きくなれば、

バランスはわるくなります。

一番大切な、

一番わかって欲しい人に

「わかってよーっ!」

と、爆発してしまったり、

ものすごく依存的になってしまったり。

どちらのケースも、

相手に負担が掛かってしまう上、

相手が困っていれば、

オートマチックに

罪悪感を感じますから、

双方が苦しいということに。

大人になったって、

ニーズはあるもの。

それが満たされていきさえすれば、

折り合いがついていきます。

我慢をしていても

それが誰かに理解されていたり、

何かを達成し、

手に入れるという結果がついてくれば、

辛かったとしても、完了できますよね。

大人になったからこそ、

満たす方法は増えているともいえます。

まずは、開き直ることでしょうか。

「あってあたりまえ」

それから、ニーズを満たす方法を

ゆっくり考えたらよいのです。

大人のニーズを

大人の私が受け入れる。

「あってあたりまえ」

さて、誰に会いましょうか。

どこへ行きましょうか。

お役に立てればうれしいです。

池尾千里

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