依存のステージに置いてきたもの 〜PhotoWord〜

子どもの頃は誰でも

依存のステージにいて

周りの人に

あれこれお世話してもらいながら

大きくなっていきます。

今こうして

大人になっていることを思うと

いろいろとよくしてもらったはずですが

私たちの中には、

いろんな文句があります。

不平不満があるのです。

とくに両親に対するもの。

もっとお父さんと遊んで欲しかった。

お母さんがもっと優しかったらよかったのに。

参観日に来てくる服がいつも一緒だった！

お父さんとお母さんが

もっと仲が良かったらよかったのに。

手作りケーキとか食べたかった！

などなど、

大きなものから小さなものまで

もっともっと細かい文句も

あるにちがいありません。

そんな文句があるせいで

もらっていたものを

すっかり忘れて

癇癪をおこしているのです。

これが、

私たちが依存のステージに

置いてきてしまった部分です。

「依存なんてしていませんよ。もう大人ですから」

と知らん顔している部分です。

もし、子どもの頃のあれこれに

文句があって、

そのせいで私は、

こんなふうになってしまったと

または、思ったような状態でないと

どこかでそう感じているとしたら。

お父さんやお母さんが

たとえどんなふうであっても

それでも

私たちがもらっていたものを

あらためて受け取ることができるのです。

池尾千里
 

池尾千里の講座、あと２回開催です。

「依存のステージ」についても
じっくりお話させていただきますよ。

◆カウンセリング講座　大人のニーズの扱い方

 ２０１８年２月１４日（水）19:00〜20:50
自立した大人になったら、ニーズはないのかといったら、そんなはずはありません。私たちにはたくさんの欲求、要求があります。生理的なものから、心理的なものまで、さまざまです。とくに後者については、うまく扱えないことも多いものです。またそれが叶わなかった時には、大小のストレスにもなります。大人だって持っている、自分の中のニーズの扱い方について考えてみます。 

 
 

◆心理学入門講座　親子関係にみる「癒着」についての心理学

２０１８年３月９日（金）19:00〜20:50
私たちが生まれて初めて経験する対人関係は、母親と自分の関係です。その中で、経験したこと、幼いゆえにうまく理解できず、誤解したことなどは、そのまま私たちの心の中に留まり、対人関係や、パートナーシップにおける「親密感」に大きな影響を与えていきます。その心理と対策を学ぶことで、今、目の前にある問題を紐解くヒントになるでしょう。

これらの講座は、ウィンクあいちで開催しております。

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※講座へは、お申し込みなく当日直接ご参加いただくこともできます。
ただし、満席の場合は、ご予約の方を優先させていただく場合がありますので、ご了承ください。 

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