大相撲・名古屋場所が終わってしまい、悲しんでいたところに、パリオリンピックが始まり、毎日、寝不足な池尾千里です、はい、こんにちは。
猛暑が続きますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今日も、おつきあいいただけたらと思います。
夫が、彼が、「離婚する」「別れる」と言っていると、カウンセリングにお越しになる方は、少なくありません。
突然、別れを切り出される場合もあれば、ケンカをした後だったり、彼らの浮気が発覚したタイミングだったりと、いろいろなケースがあります。
突然、そんなことを言われても、びっくりするし、悲しいし、納得できませんよね。それに、いくらケンカしたと言っても、別れ話になるなんて、極論だと感じる女性が多いようです。
また、浮気した挙句、「別れたい」って、いったいどういうことよ!って、二重で怒り心頭といったケースも少なくないんです。
今日は、そんな男性心理について、書いてみたいと思います。
結論出すのが早すぎる
女性のみなさんにとって、こういった男性の行動は、「結論を出すのが早すぎる」と感じるようなんです。だから、びっくりし、パニックにもなるし、腹が立ったり、悲しくなったりと、なかなか冷静に、彼らの言葉が受け入れられないんです。そりゃそうですよね。
これはあくまで傾向ですが、男性は、女性と比較すると、女性が、何工程か、踏んで歩いていくところを、一足飛びに行ってしまうようなんです。ですから、女性たちは、大いに戸惑うということになるんです。
でも、じゃあ男性たちが、やることもやらず、不真面目で、サボっているのかというと、彼らは彼らなりに、真剣に答えを出しているので、一度結論を出すと、そこから頑として動かないといった、頑なな態度になったりするんですよね。
ここには、良いわるいでは判断できない、男女の特性のちがいがあるのは、確かなようです。それを、知っておくのは、冷静に、今起こっていることを見るのに役に立つと思います。
理由を聞いてもはっきりしない
女性たちは当然、夫や彼が、どうして別れたいのか、理由を聞きたくなります。納得できる理由が欲しいですよね。そこがわからないのに、辛い別れを受け入れることなんてできません。
でも、不思議なことに、この理由がイマイチはっきりしないことが、多いんです。
女性たちにとって、納得に至らない、曖昧さがあったり、「え?そんなことで?」と感じてしまうようなことだったり、私が我慢していることの方が大きいけど!って、反論したくなったり。
こういった時、男性が、うまく言葉で表現できないというケースもあると思います。
それを恥ずかしいと感じている場合、例えば、優しくして欲しかったとか、甘えたかったとかいったことは、男性たちは、隠してしまったり、自分でも気づけない心の奥へ押し込めてしまうこともあります。
また、これといった決め手となるエピソードはないけれど、小さな不満が蓄積しているケースだと、ひとつひとつは、小さなことだったりします。一緒に暮らしていたりすれば、日常の不満が、いつのまにか大きなストレスに感じるようになることもあるでしょう。すると、理由として、うまく言えないということがあるかもれませんね。
浮気発覚時の「別れたい」宣言の場合は、特に、女性を納得させにくい状況となります。女性にしてみたら、「浮気しといて、そっちから別れたいとはどういうこと?!」と二重に納得できないわけですから。
納得できる理由が出てこない時、女性たちは、どうしたらいいかわからなくなってしまうんですよね。
彼らが別れたいと言う本当の理由
では、男性たちが、「別れる」すぐに言い出してしまう理由って、何なんでしょうか。
それは、こんな心理があるからのようなんです。
「どうやって、修復していいかわからない」そして、
「もう無理だ」って諦めてしまっているからのようなんです。
女性のみなさんの「えっ?!」とか、「はぁ?」とか、「なんで?」とか、いろんな声が漏れるのが聞こえてくるようですが、男性の心理には、こういった大きな諦めと、その下には、さらに大きな「自分がわるいのだ」という罪悪感が横たわっていることを、是非知っておいていただきたいと思います。
「罪悪感があるようには、とても見えない」というお声は多いんです。罪悪感があるなら、謝るとか、別れ話をいきなりするようなことをしなければいいのに!って思いますよね。その通りなんです。
でも、罪悪感というものは、とても厄介で、大きければ大きいほど、自分が悪く、決してゆるされるはずがないという心理が、ものすごく悪い態度にさせるのです。
謝ったところで、自分はゆるされるはずはない。
態度を改めたところで、ゆるされるはずはない。
何をしたって、無駄だと。
もう謝れないし、優しくもなれない、そして、ゆるされないような態度しか取れなくなるわけです。
もしかしたら、夫や、彼は、この場所に、ひとりぼっちで居るのかもしれません。
工夫ができるのは女性たち
先ほども申し上げましたが、男性は、一足飛びに、極論に行ってしまうところがあるんです。罪悪感が、それを後押ししてしまうこともあると思います。
ところが、女性たちは、男性が一足飛びするところを、何工程も、しっかりと踏んで歩いていけるのです。例えば、こんなふうに考えることができるんです。
もし、私が気をつけることができるところは、やってみよう。
ふたりの間に、足らないものがあるのなら、努力して足してみよう。
きっと何かできることがある。
女性たちは、ふたりの関係について、まだきっと工夫ができると考えるんです。
これは、男性にとっては、ビッグで、グッドな、ニュースです。(ルー大柴みたいですが)
別れるしかないと思っていた道に、女性が光を当てるんです。
これが、女性と男性とのバランスだと、私はいつも思います。
片方にないものを、片方が持っていて、与えるんです。これが、パートナーシップです。
女性に足らなくて、男性が与えるものもあります。
最後にひとつ、いろいろな工夫をしてみようと思われた女性のみなさん、是非、ひとりだけでがんばらないように気をつけておいてください。
すぐに効果が出るかどうかはわかりませんから、焦らず、ゆったり構えて、時間をあげてください。そして、信頼できる人や、カウンセラーに頼りながら、サポーターと一緒に歩くようにしておくと、楽だと思います。
さて、すぐ別れるっていう男性心理、そして、そこからの抜け道について、書いてみました。いかがでしたでしょうか。お役に立てれば、うれしいです。
池尾千里
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