母と娘のストーリー(4)

女同士の「母と娘」。
いろいろ思い、
いろいろある親子関係です。

そんな、母と娘の関係についての
シリーズを書いています。

母と娘のストーリー(1)はこちら>>>
母と娘のストーリー(2)はこちら>>>
母と娘のストーリー(3)はこちら>>>

娘が生まれたことで、
母の経験を、私も経験できているのは、
母を理解するには、
最良の材料です。

母親の中に流れていた感覚、
それは、私という娘が
唯一の場所であったということ。

***

自分で子どもを持ってみて、

この母親の持つ感覚を知ったことは、

とてもありがたいことでした。

母と娘の関係について、

カウンセリングなどで、

絡まった糸を解こうとする時、

例えば、

母親が、コントロールする人だった。

母親が、過干渉だった。

母親の愚痴ばかり、聞かされた。

母親が、他のきょうだいばかり可愛がった。

そんな場合、

娘である私が、傷ついたり、

嫌な思いをしたり、我慢させられたり、

寂しい思いをしたりします。

とても、窮屈で辛い、

子ども時代を過ごした私。

ところが、このように

幼い私を苦しめた母親は、

私を愛さなかったのではなく、
あなたは、私といつも一緒にいてくれる、
どんな時も、一緒にいてくれる。

だから、 助けて欲しい、

理解して欲しい、

愛して欲しい、と

頼ることのできる唯一の場所が、

娘である私だったのではないか。

そんな見方ができるように思います。

子どもを産むと、

子どもを愛します。

でも、うまくできないこともあります。

愛そうとしても、

それが、難しいこともあります。

母に愛してもらわなかったせいだと

思うかもしれません。

でも、あの母は、

不器用で、未熟なやり方だった

かもしれないけれど、

それでも、私を愛そうとしていて、

何より、誰より、

私を信頼し、

アテにしていたようだ。

そうとも言えそうです。

母を、娘の視点から理解するのは、

難しいかもしれません。

「母親なんだから」
そんな言葉が出るでしょう。

「適正な距離」から、

一人の女性として、

一人の女性である母を見てみる。

母である前に、
妻であり、嫁であった一人の女性として。

子どもの位置からは、

見えづらかったところが

見えるかもしれません。

傷ついた自分をいたわり、

大人になった私が、

母を理解していくことが、

母と対等になり、

やがて、母を越えていくプロセスの

とても大切な鍵になるようです。

母と娘のストーリー(5)へつづく>>>

池尾千里

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