「うそくさい」と思っちゃいけない心理

時折、ブームというのが

来るときがあります。

 

まさに、旬というか、

私の中の、「ビンゴっ!」

または、「ドンピシャっ」

という感覚のものです。

 

例えば、以前、

ブームだったのは、

「うそくさい」という感覚。

 

この感覚は、

なるべく良い人でありたい人にとっては、

タブーですよ、タブー。

 

ですから、ふだんは、

うまいこと隠している感覚なわけです。

 

そんなこと、

思っちゃいけないって、

思っているものです。

誰でもそうかもしれません。

 

ブラックな部分は、

隠しておきたいもの。

 

でも、その時の私は、

カウンセラーだし、

おかあさんだし、

奥さんだし、とか、

いろいろな役割の下、

いつも笑顔の私でいなければ!

光を見続けるのよって、

ちょっと思い過ぎていたようです。

 

負荷が掛かりすぎて、

パチンって

何か弾けたらしい。(爆)

 

とある人が、ぽつりと、

「それって、うそくさいわね。」

って、言ったんです。

 

何か、とてもポジティブな言葉に対して。

 

笑顔でいましょう、だったか

ビジョンを描きましょう、だったか

愛の力、だったか、

もーすっかり忘れてしまいましたが、

そんな言葉に向かって、

「うそくさい」って。

 

えええーーーっっ!!

そ、そんなこと言っちゃってもいいのーーっ!!

 

私が、ふと脳裏をよぎったとしても、

必死に掻き消してきたものを

んまーこの人は、

しれっと「うそくさい」ですって!?

 

私、大ショックでした。

と、同時に、

「そう、それそれ!」

「ビンゴーっ!!」

って、心の中で叫びましたよ。

 

もーなんだかおかしくって、

それから、半年くらい、

何見ても、何を聞いても、

全部、うそくさくて、

私の中の「うそくさい」センサーが

点滅しっぱなし(笑)

 

堅く禁止していた分、

大放出だったようです。

 

不思議なことに、

なんだかすっきりするのですよ。

 

これ、どうしてかというと、

「うそくさい」を隠していたから、

ものすごくいろんなものが本当に、

うそくさくなっちゃっていたんですね。

 

ですから、

「うそくさい」に許可を出したら、

うそくさいを隠していないので、

ぐっと本音に近いわけです。

 

私は、思ってもいけない、

って抑圧していたので、

別に、思ってもいいし、

言ってもいいと許可を出したら、

本当に楽なものなのだと実感。

 

でも、社会で生きていく時、

「うそくさい」から、

なんにもしない、とか、

「うそくさい」を連発していればいい、

というわけにはいきません。

 

で、どうやるかというと、

「あーうそくさー」と

思いながら、やるんです。

 

今まで通りのことを。

「うそくさー」と思いながら、

買い物をして

「うそくさー」と思いながら、

仕事をして

「うそくさー」と思いながら、

 

空を見上げる。

全然抑えない。

 

半年くらいやったら、

憑き物が取れたように

気が済んでしまい、

「うそくさい」が

あまり出てこなくなりました。

 

あんなに大喜びで

やっていたのに。

妖怪のせいだったんでしょうか。

 

 

池尾千里

 

IMG_4991

 

山が真っ白になっています。綺麗な冬の風景です。

 

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