親との関係、
お母さんとの関係についての
シリーズを書いております。
これまでの記事は、こちらです。
母親(親)との関係に、
強いコントロールや干渉がある時、
こどもが母(親)に対して、
自然に抱く「信頼」という関係を
築きにくくなってしまいます。
すると、
思い切り「甘え」たり、
その先にある思春期の「反抗」を
しそびれてしまうことがあります。
こどもである「私」は、
大人になっていきます。
大人らしくふるまう私の中の
フタをして仕舞い込んでしまった
「怒り」の感情は、消えるわけではなく、
むしろ母親(親)を見る度、
刺激され、反応をしますから、
母親(親)との良好な関係を
遠ざけてしまいます。
親との関係が、
うまくいっていない状態というのは、
たとえ離れて暮らしていたとしても、
人生に大きな影が落ちたような、
心に重い荷物を抱えたままのような、
そんな感じになるようです。
いろんな事情があったとしても、
パパやママを好きじゃない「私」は、
いいこどもじゃないというところに
罪悪感が生まれてしまうのかもしれません。
でも、いいこどもじゃないわけではないのです。
こんなにも、心を痛めている
とてもよい子なんです。
前回の記事で、まずは、
今、私が、何を怒っているのか、
何を感じているのかを整理するという
お話を書きました。
十分に、誰かに受け入れてもらうという体験を
していただくことが、ここでは必要。
ずっとひとりで抱えてきたものを
下ろして、つかのまほっとできる。
そんな体験をカウンセリングを使って
していただきたいのです。
母との関係の中に
見出せずにいる「信頼関係」を
カウンセラーと築く。
信頼できる誰か、
自分でない誰かに、
私のことを深く理解してもらう体験です。
安心した関係を築き、
「今の私」を受け入れてもらいながら、
その安心感の中で、
「これまでの私」も整理していきましょう。
誰にも見せてこなかった部分を
一緒に、ゆっくりとふり返っていきます。
母を越える・その5へつづく>>>
池尾千里
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