たったひとりの理解者

昔、勤めていた職場で、

先輩に注意されて、

しかも、

なんだか解せない注意で

(忘れましたが)

ちょっと心折れていて。

しかも、まだ入って日が浅くて、

ここではやっていけないかしら

なんてレベルで

しょげてしまって。

そんな私に、

別の先輩が声を掛けてくれた。

「元気ないね。」

「どうしたの?」

でもなければ、

「何かあったの?」

でもなかったのが

なんだか優しかった彼女。

その後、

しょげている理由を

話した記憶もなく、

たぶん、私は、

彼女に優しく心配してもらっただけで、

すっかり気が済んでしまって、

すっかり元気になってしまった模様。

そういえば、

彼女もよく、

先輩に注意されてたっけ。

だから、きっと、

私の気持ちがよくわかったんだと思う。

だから、さりげなーく

優しい言葉を

掛けてくれたんだな。

私は、その一言で、

こんな人がいる職場なら、

まだまだ、私がんばれるな!

って思えた。

まずは、ひとりでいい。

ひとり、理解者がいるだけで、

人は、やっていける。

「もう辞めちゃおっかな」

そう思っていることを

辞めずに済んだりする。

もうひとがんばりできたりする。

そして、助けられた私もまた

誰かのことを、気にかけることができる。

そして、私がしてもらったように

何か、声を掛けてあげようと思う。

いやもし、恥ずかしくて、

声を掛けられなくても、

「理解者」であることはできる。

「応援」する人であることはできる。

私がしてもらって、

嬉しかったことは、

誰かにしてあげられるものだ。

こんな連鎖は、

どこまでも続くといい。

不器用でも、なんでも。

 

 

池尾千里

 

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ひとつずつ、ちがう顔していて可愛い花たち。

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