椅子になりたかった私

暑い日が続きますが

みなさんお元気でしょうか。

長崎平和祈念式典の番組に
小学生の息子が
観入っています。

日本の夏は、
「平和」について
想う季節でもありますね。

***

今回、前衛的な映画の

タイトルのようですが、

こどもの頃、

歯医者で感じた、

「椅子になりたかった私」の心境と

大人になることについて

書いてみたいと思います。

こどもの頃ものすごく怖い

歯医者さんに通っていました。

近所には、そこしかなくて、

選択肢はない状況だったんですね。

歯医者さんって、

そもそも怖い。

痛いところを

キーンって削られたり、

抜いたりすることもありますよね。

痛くないようにするための

麻酔が痛いというのも・・

痛いから怖い!!に

さらに、先生が怖い、

がプラスされたら

こどもにとっては

耐え難い状況ということは、

お分かりかと思います。

そこの歯医者さんへ行くと

私はいつも診察の椅子に座り、

窓から空を眺めながら、

「椅子になりたい」

と思っていたものでした。

椅子になれば、

こんなに怖い思いをすることはないだろう。

怖いあまりに、

怖さを感じる「心」のない

無機質なものになってしまえたら!

そんなふうに感じていたようです。

でも、おわかりのように

私は、椅子になれたことは一度もなく、

恐怖の時間を耐えて過ごしていたわけです。

ところが、高校生になって、

行動範囲もぐっと広くなり、

歯医者情報も増えました。

新規開拓だと

友人に教えて貰った歯医者さんへ

行ってみました。

なんと怖くない!

全然、怖くない!!

怖くないどころか、

明日も来たい。

そのくらいゆるーいムードの

おもしろい先生と

人懐っこいスタッフさんに

びっくりしたものでした。

小さい頃は、

おかあさんとおとうさんからの

情報しかなかったし、

自分で行ける場所も

限られていました。

私たちは、成長することで

行動範囲が広がります。

徒歩から自転車になり、

車になり、バスや電車、

新幹線や飛行機に乗って

遠くまで行けるようになります。

いろんな場所へ行けるようになり、

いろんな人に出会う機会があるから

情報も増え、

視野が広がり、

今の自分が欲しいもの、必要なものを

人生の中に取り込めるようになります。

「椅子になりたい」ほど

怖かったり、いやだったものも、

人生の外に排除することが

できるようになるということです。

人生が、なるべく心地よいものであるよう

私たちは、

周りに置くものや、

人、場所、

さまざまなものを選んでいく力や

選んでもいい自由を

手に入れていくんですね。

今、すでにそんな自由があるはずの

大人の私が、

不自由さばかり

感じているのなら、

そこにもまた、

それが何故なのか

知る自由と力があるのです。

この平和な国で。

池尾千里

FullSizeRender

****************************

初回無料電話、カップルカウンセリングも是非ご利用くださいませ。

カウンセリングのご予約・お問い合わせはこちらまで。

TEL:06-6190-5131/06-6190-5613

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日代休)

受付時間:12:00~20:30

カウンセリングサービスからのお知らせ&ご案内はこちら→

****************************