お盆Week、
いかがお過ごしでしょうか。
先日、「好き」をテーマにした
ワークショップを開催しました。
あれからも、なにやら私の中で
プロセスが(勝手に)進んでいるようで
「好き」について考え続けております。
私自身、四十路街道終盤を
歩いているところですので、
その辺りの方にしっくりくる
感覚なのかもしれませんが、
お付き合いいただけたらと思います。
とても小さい頃、
私たちは誰でも
「いやーーーーっ」
からスタートします。
お腹空いてイヤーっ
オムツぬれてイヤーっ
抱っこしてくれないからイヤーっ
眠いからイヤーっ
暑いからイヤーっ
寒いからイヤーっ
ママじゃないからイヤーっ
なんだかわからないけどイヤーっ
赤ちゃんは、不快を表現することで、
心地の良い環境を手に入れています。
大げさに言えば、
命を守っているとも言えます。
そこから始まった私たちの「キライ」。
対になるのは、「スキ」ですよね。
幼い頃は、「スキ」を手に入れるために
大きな声で「キライ」を叫びます。
私の好きなおもちゃを使っている
お友だちに対して、
泣き喚いたり、
叩いたりしてでも欲しい、
思いを遂げようとしたものです。
でも、そのやり方では、
おもちゃは手に入るかもしれないけど
お友だちは悲しむし、
よい関係であることが出来なくなります。
自分も、いい気分でいられないということも
だんだん理解しますね。
そんなやり方は、
褒められるものではなく、
誰かに叱られてしまうこともわかります。
「スキ」「キライ」
どちらも引っ込めてしまいやすい
「しつけ」というプロセスを
私たちは経験しています。
引っ込めて、表現しない、
そんなステージで止まっている部分が
私たちの中にはあることが
とても多いようです。
引っ込めて、表現しないことで
うまくいっていたことも
あったはずですね。
誰かとの関係が円滑になったり、
誰かに嫌な思いをさせなくて済んだり
したかもしれません。
でも、私たちの中には
飲み込み続けることでは
得られないものがあります。
一方的にしか流れないものは、
バランスが悪くなります。
行き交うことで得られるつながりの中にこそ
安心感があり、あたたかさがあります。
誰かの中に「スキ」だけでなく
「キライ」をみつけたとしても
それを、飲み込むのではなく
受容できたり、ゆるせたりする。
お互いに尊重できることで
本当の意味のお互いさまになれます。
「キライ」は嫌いのままでよいし
「スキ」も同じことです。
そこに、
批判がないこと。
批判があるのなら
批判があることについて
批判をやめてみることです。
「スキ」「キライ」
もっと自由に
もっとゆるやかに
お役に立てればうれしいです。
池尾千里
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