いけ夫(池尾昌紀)と
用事で出かける時、
気に入っている曲とか
こんな曲みつけたとか言いながら
たっくさんの曲を聴きながら
ドライブします。
なんか、好きな曲の感じが
似てきた気がする今日この頃。
「いけ夫、この曲、好きかも」
って、よく思うから
寄ってしまっているのかな。
さて、今日は、
そんな私たちが
おつきあいしてた頃の
お話しです。

ズシンと重く受け止めたパートナーの言葉
夫(池尾昌紀)とつきあいはじめた頃
友人に、こんなことを言われました。
「彼、一人暮らしなの?うらやましい!
私だったら、おうちでお掃除したり
お料理作ったりしちゃう!」
彼女がおつきあいしている彼は
実家暮らしなので
そんなふうにできないと
嘆いていました。
私は、まだつきあって間もなくて
彼(結婚する前の夫)の部屋に行くと
借りてきた猫のようになっていました。
でも、友人の話を聞いて
「そんなふうに
お掃除やお料理作るのも
楽しいかもしれないなぁ」
と思い、彼になんとなく
友人の話をしてみたんです。
すると、彼からは
ちょっと予想とちがう言葉が
返ってきました。
「家の中、あんまり触って欲しくないな」
この言葉を聞いて
私は、目が覚めたような
なんだか背筋が伸びたような
気がしました。
彼の家に勝手に上がり込んで
お掃除したり
お料理したりなんて
しちゃいけないことだった。
何にも触らず、
動かさず、
そっとお邪魔しないと
いけない場所だった、と。
自分にしっかりと
言い聞かせたのでした。
でも、せっかくおつきあいが始まって
だんだん仲良くなって
ふたりの距離は
近づいてきたはずなのに、
彼に、向こうへ下がるように
言われたように感じた私は、
一気に何十歩も
彼のところから引き下がって、
距離を空けるようにしたのでした。
私の中の自信のなさと結びついた
近づきすぎちゃいけない。
なれなれしくしちゃいけない。
勝手にお掃除しちゃいけないし
勝手にお料理もしちゃダメ。
私は、彼の人生の
お邪魔になったらいけない。
でも、この規律のような
戒めのようなものが
この時の私には、
なんだかとても
しっくりきたのです。
どこかで
「やっぱりそうか」
って感じていたのも
今ならわかります。
それはどうやら、
私の中にもともとあった
「自信のなさ」と
結びついたからのようでした。
「家の中、あんまり触って欲しくないな」
という彼の言葉は
「拒絶」として
私に突き刺さって
彼と仲良くなることに
ものすごくブレーキをかけました。
私は、彼と近づくことよりも
彼との距離が近すぎないよう
気をつけるようになりました。
毎週会わないように
バイトをたくさん入れました。
電話は、こちらからするより
かかってくるのを待っていました。
彼の部屋には
勝手に行ったりしませんでした。
やがて、
彼は、離れた島にいるような
私も、別の島にいるような感じになりました。
離れ小島同士のふたりは
おたがいのことが
よく見えない距離を
保つことに成功したのでした。
そして、この微妙なバランスは
この後、ずいぶん長く
続いてしまいます。
結婚するのに
12年かかるほどに。
自分にぴったりだと思うものしか、身の回りに置けない
食べるものも
住むところも
仕事も、職場も
友達も、恋人も
コミュニティや
お金や物も
意識的だったり
無意識だったりしますが、
私たち自身が選んでいます。
いや、この会社は、
いや、この結婚相手は、
親が決めたもので、とか
相手に猛烈アプローチされて、とかで
私が決めたわけではありません、
とおっしゃる方もみえるかもしれませんが
親の意向や
相手のアプローチを
最終的に採用し、
受け入れたのは
やはり自分自身だったりします。
(もちろん葛藤やあきらめの末だったかもですが・・)
そして、この選び方をするとき
基準になるものがあります。
「自分にしっくりくるかどうか」
しっくりくるものを
選んで、手に入れては、
私たちは、身の回りにおくのです。
しっくりこないものは
長続きせず、手放すことになります。
しっくりこなければ、
居心地がわるいからです。
私が手に入れた
離れ小島の住人みたいな
パートナーシップ。
ということは、私には、
これがしっくりきていたんです。
私には、このくらいでいい、
これがぴったり合っていると。
仲良くなれない
離れ小島の恋人同士であることが
しっくりくるなんて。
どれだけ、自信がなくて
自分をちっぽけにして
しあわせもちょっぴりでよくって
彼のお邪魔になる存在にしていたか。
今、みなさんの周りには
どんなものがおいてありますか。
よく見たら
気に入らないものや
全然好きじゃないものや
問題にさえなっているものを
あなたのそばに
置いていませんか。
たとえば、物だけでなく
パートナーシップはどうでしょうか。
連絡をちっともよこさない
約束を守らない
怒る、コントロールする
気遣いがない、など、
そんなパートナーを
長年自分のとなりにおいていることは
ないでしょうか。
私は、愛する人に愛され、
大切にされる存在だと
あなたが、あなた自身のことを
どのくらい思えているかと
イコールなんですよね。
つらいのなら、それはあなたに合わない証拠
しっくりくると思ったのに
いい方法だと思ったのに
なんだかつらい。
なんだかさびしい。
離れ小島の住人同士なんて
おたがいの良くないところは
見えなくっていいかもしれないけど
たしかに、彼が誰と
遊びに出かけているのか
休みに何をしているのか
知らなくて済みました。
そのかわり、
おたがいの良いところや
繊細な心の動きや表情を
見ることもできませんでした。
嫌いになることはなかったけど
これ以上好きになる機会もまた、
ないような関係ができあがっていました。
ふたりにとって良いとさえ
思ったやり方だったのに
うまくいきませんでした。
本当は、合わなかったんです。
「私なんか」って自分のことを
ちっぽけだと思ったまま、
しあわせになることは
できないんです。
「家の中、あんまり触って欲しくないな」
この言葉を、私は
自信のない私に向かって
言われたのだと受け取っていました。
でも、後からわかったんです。
彼は、自分の部屋や、物が
とてもプライベートなもので
大切にしたかっただけだったと。
「私」に触って欲しくなかったんじゃないってこと。
ずいぶん時間がかかりました。
それは、私が
そんなにちっぽけじゃないって
気づくことでわかったんです。
私、ちゃんとがんばってたわ
私、まちがってたわけじゃなかった
私、まぁまぁいいやつじゃん。
心のことを学ぶことで
私は、自分の価値を
こんな感じでだんだん
とりもどすことができました。
それは、過去の誤解を解いて、
ほんとうの自分と出会うこと。
ほんとうの自分に合う
パートナーとのしあわせな関係を
みなさんには、1日も早く
味わっていただきたい。
そう心から願っています。
パートナーとは
あなたが想像するよりずっと
しあわせになれます。
離れ小島同士でなく
となりどうし
つながりを感じながら
歩いていっていいんです。
みなさんがご自分をとりもどし
しあわせなパートナーシップを
味わう人生を、ぜひ応援させてください。
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