昨日、こんな展示会に行ってきました。
「錯覚・錯視ふしぎな視覚体験展」

同じ長さの線なのに
片方が、長く見えたり、
平行なのに、
歪んで見えたり、
止まっているのに
くるくる回って見えたり
どんどん膨らむように見えたり。
目が錯覚しやすい作りになっていて、
まんまと騙されたような
気分になってきます。
目で見えるものが、
正しいと信じて、
それが、真実だと思っている、
そんな、この世界が
実に、曖昧なものに感じてきました。
目が持っている「癖」。
そして、澄み切った青空を
わくわくするような空だと思う日と
うら寂しいような空だと思う日があるように
私たちの心にも「思い癖」があったり、
「フィルター」があったりします。
目が持つ「癖」に
私たちは、普段気づくことがありません。
まったく疑うこともなく
見たままを
たったひとつの真実だと錯覚しているのですね。
心も同じことが起こっていて、
こういうことが起こると
それは、こういうことだ。
オートマチックに行われる判断は、
もしかしたら、真実とは違うものかもしれない。
そんな視点は、
ネガティブな判断を
オートマチックにした時ほど
役に立ちそうです。
人は、「悪いことが起こらないように」
という自分を守ろうとする「癖」があります。
これは、「命」を守るための
大切な役割なのですが、
標準装備のこのやり方は、
時に、私たちの人生を退屈にします。
リスキーだけど、
スパイシーで
わくわく興奮するような
楽しい人生から離れてしまうのです。
そんなとき、
私の心の「フィルター」は、
果たして透明なんだろうか、
そんな視点を持って、
目の前に繰り広げられることや
心が感じていることを
見つめ直してみる。
友人や
カウンセラーに
聞いてみるのもいいかもしれません。
私たちが見ている世界は、
曖昧なものかもしれないけれど、
だからこそ、
私の中の「真実」を見極めることが
いつも必要なのでしょう。
お役に立てればうれしいです。
池尾千里
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