私、最初に入った会社では、
事務職がさっぱり向いておらず、
3年勤めて、退社。
日本を飛び出し、英国へ。
英語を学びに来たという
20代の女性と何人か出会いました。
私自身も20代半ばでしたが、
聞けば、みんな英国へ来る前に
彼と別れて来ていました。
私は、彼(今の夫)とは、
つきあったまま留学していたので、
びっくりして聞きました。
「ええーーっ?!なんで、別れちゃうの?!
彼にも、こっちに遊びに来てもらえばいいじゃない。」
すると、彼女たちは、口々に言いました。
「私の都合で、寂しい思いをさせるなんて悪いもの。」
「そんなに離れていたら、ダメでしょ。」
うちが、お互いに、いつも一緒じゃなきゃイヤっ
というタイプでなかったせいもあるかもしれませんが、
どうも、こういうふうに思うようです。
留学することと
彼とラブラブでいること
両方、私のやりたいことなのだけれど、
両方手に入れるのではなく、
どちらか、手に入るなら
ひとつは、あきらめるしかない。
そんなふうに、思う人が多いようです。
こんなこともありました。
彼女は、おつきあいしていた恋人から
プロポーズされていました。
その頃、彼女は、
デザインの勉強をするために
学校へ入学することも考えていました。
彼女は、ずいぶんと悩んでいました。
結婚するなら、学校へ入って勉強するなど
絶対にゆるされないと思っていたのですね。
逆に、学校へ行くなら、
結婚などできはしないと。
でも、彼女は、思い切って、
彼に、全部話をしてみたのです。
彼は、あっさりこう言ったそうです。
「僕と結婚して、学校も行けばいいんじゃないの??」
究極の選択に、
大いに悩んでいた彼女には、
全く思い付かなかった、
両方手に入れる道。
留学時代に出会った彼女たちにも
結婚と学校に悩んでいた彼女にもあった、
ひとつしか手に入れてはいけないという、
そんな、欲しいものに対する「謙虚さ」。
実は、それ必要ないかもしれませんね。
欲しいものは、全部手に入れても、
誰も怒りません。
つい謙虚になってしまうには、
理由があるのです。
昔、全部欲しくて、欲張ったら、
叱られたことがあったり、
誰かに、あれはいけないんじゃない?
って、批判されたことがあったのかもしれません。
でも、それは、
躾(しつけ)だったかもしれないし、
その誰かが、自分に禁止してただけで、
私たちの問題ではないのかもしれません。
いずれにせよ、
ひとつしかダメ
どっちかしかダメ
というルールを、
両方、手に入れてもいい。
全部、手に入れてもいい。
まず、そう思ってみるのはいかがでしょうか。
池尾千里
ふりふり5月の風に揺れていて可愛いです。
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