2時間ほど出かけて帰宅。
手を洗う洗面所の鏡には
眉毛を描いてない私。
薄めの顔で
出歩いてしまった池尾千里です、
はい、こんにちは。
さて、今日のテーマは、
『良妻賢母』。
あまり聞かなくなった
言葉のひとつかも。
なのに、私たちの中には
どっしりと横たわっているようなんです。
お読みいただけたら
うれしいです。

子育て中に襲った大きな無価値感
私が出産したときのお話です。
出産を機に退職した私は
専業主婦になりました。
赤ちゃんと一緒にすごすのを
とても楽しみにしていました。
のんびり子育てしてみようって。
ところが出産してみると
初めての子育てが大変すぎて
のんびりなんて
とてもできない。
赤ちゃんは全然寝ないし
母乳は出ないし
部屋は片づかないし
食事もろくに作れない。
産後のホルモンバランスのせいか
何かにつけ、
ひどく落ち込んでは
涙が出てきて
いつも泣いていました。
そんなふうに
全く余裕がなかった私に
夫(池尾昌紀)は言ったんです。
子どもは見てるから
ちょっと外でお茶でも
飲んでおいでよ。
出来た旦那さんですよね。笑
でもね、私、
こう思ったんです。
赤ちゃんを置いて
出かけるなんてできない!
そんなこと言うなんて、
どういうつもり?!
って本気で思ったんですよ。
今思うと、私が
余裕なさすぎて
おかしくなってたのが
よくわかります。
それに、
拍車をかけていたことが
ありました。
それは、
「仕事をしていない私」
仕事もしてないのに
子育てもろくにできない。
家事もできない。
部屋はカオスだし、
夫にまで気を使われる。
稼ぎもない。
社会とのつながりもない。
なんの生産性もない私は、
いったい何者なんだろうって。
*
子育てが
いかに大変で
尊い偉業であることか。
なのに、私は、
自分のことを
何も出来ない役立たずだと
思っていたんです。
私の中の理想や
こうあるべきという姿が
あまりにも現実の自分と
かけ離れていることに
愕然としていたのです。
これを読んでいる
みなさんの中には
「そうそう!」って思う方も
いらっしゃるかもしれませんね。
また一方で、
え?そこまで
思うかなぁって感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
見えにくく、わかりにくい、
心の中で起こっていることが
あるようなんです。
「こうあるべき」は、どこから来てるの?
家事はやったほうがいいし
子育ても上手にできたほうがいい。
そんなことはわかっているけど
カフェでお茶ができないほど
私を縛っていたものは
何だったんでしょう。
実はこれ、
あの人たちからの
「刷り込み」なんですよ。
あの人たち・・??
母、祖母、もしかすると
ひいおばあちゃんかも。
私たちより、
上の代の女性たちです。
彼女たちが、
あたりまえにやってきたことを
私たちは、子どもの頃、
ずっと近くでみていたんですよね。
あたりまえのように
毎日毎日、一生懸命に
黙々とひとりで
誰かに何か
言われながら
つらそうに見えても
良妻賢母を
体現していました。
もちろんうまくいかない時も
あったかもしれませんが
それを
つぶさにみていた
あなたがいます。
そして、
記憶に刷り込まれる。
彼女たちを見て
彼女たちの気持ちも感じて
あの価値観を
良し悪しではなく
そのまま受け継いでしまうんです。
子どもの頃に見た
あの記憶がずっと
消えることなく
心の奥に残っていて
それがまるで
私たちの価値観のように
なっていきます。
赤ちゃんを置いて
出かけることなんてできない。
誰かに預けられない。
母乳で育てなくてはいけない。
子育ても家事も
私がひとりで
ちゃんとやらなくてはいけない。
これらはぜんぶ、
私の母や祖母たちが
やってきた姿であり、
彼女たちが守ってきた
価値観そのものなんですよね。
ほんとは
私のものでは
なかったんです。
そうやって考えると
みなさんの中にも
自分のものではない
誰かの価値観が
根深く居座ってはいませんか?
過渡期の葛藤を手放してみたら
何世代も昔の価値観が
私たちの中にあるとしたら。
当然、今の価値観とは
ゴチゴチぶつかってしまいますよね。
一緒に住み始めたら
家事は分担しようね。
ゴミ出しも交代で。
部屋の掃除も分担。
子育ても一緒にやろう。
現代のバランス感覚。
男性だから
女性だからの
線引きではない
役割の分担。
夫と話はついた。
双方納得の上、
お互いに協力して
分担はうまくいっている。
にもかかわらず、
耳元でささやく、
心の奥に横たわる
母、祖母、
曽祖母たちの価値観。
「家事は、女がしないと」
「子育ては、母親がやらないと」
できていない自分を
責めはじめてしまう。
夫にさせてはいけないような
夫をキッチンに入れては
いけないような気持ち。
何世代もさかのぼった
心の奥の古い価値観と
頭ではわかっている
現代の新しい価値観。
ここに大きな溝があって
折り合いをつける必要が、
今の私たちにはあるのです。
夫がやってくれる家事に
もやもやしたり、
申し訳なさや、
罪悪感が出てくることが
ないでしょうか。
洗濯物の干し方に
文句を言いたくなるのも
実は、この罪悪感の
成せる技なのです。
「あなたの干し方が気に入らない!」
と、洗濯物を自分で
干し始めてしまうのです。
また誰かが、あなたを
批判するなんてことも
あるかもしれません。
「ご主人に家事させてるの?」
グサリとささる言葉が
誰かの口を借りて
聞こえてくるかもしれません。
きついですよね。
でもこれ、
古い価値観そのものです。
うつりかわる価値観を
受け入れ、
折り合いをつけていく。
ちょうど、そんな
過渡期を私たちは
生きています。
だから、すんなり
いかないことが多いのです。
自分を大切にしながら、愛するやり方を手に入れる
現代のパートナーシップは
自由な形でいいよねって
頭では思うくせに、
古い価値観が
横たわっていて
「それでいいのか?」と
耳元でささやく。
私たちの心の中に
2つの価値観が
あるらしいと
気づくことができたら。
その一つが
自分のものではなかったことも。
すると、その先には、
今、私たちが選べる自由があって
古い価値観を手放し
新しい価値観で
生きる道がある。
母、祖母
曽祖母が守った価値観を
もう私が生きなくてもいい。
自分を生きていいんだよ。
しあわせに生きていいよ。
そんなふうに
自分に言ってあげても
いいのではないでしょうか。
手放すと聞くと
むずかしいと感じるのは
大切なものだからです。
各世代の女性たちの
あの積み重ねがあって
今にたどり着いています。
夫や子どもを
愛したい
守りたい
という思いが
いにしえから変わらずに
私たちの心の奥を
流れ続けている流れと
同じです。
大切なものはそのままに
私たちが自分のことも
大切にしていく。
誰も犠牲にしないやり方。
勇気と意欲が
いくら必要でも
これは
手に入れておきましょう。
ずっとずっと使っていける
一生役立つ「生き方」です。
新しいやり方へのとまどいは
一緒に進んでいくうちに
軽くなり、消えていくでしょう。
私がご一緒します。
応援し続けます。
お手伝いさせてください。
誰もくるしくない
誰も泣かない
そんな妻や
そんな母に
女性たちがなれますように。
あなたがなれますように。
池尾千里
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