昨日は、ラジオ出演の日でした。
声が間に合ってよかったです。
少し声が出るようになった頃、低い声しか出なくって、私、思ったんです。
「そうだ、中森明菜だ」って。
お医者さまには、枯れやすいですよ、と言われてたんですけれど、小声で歌ってみたの。低音が出やすいから、雰囲気出るかと思って。
あっというまに、枯れました。
まだ、歌は早かった池尾千里です、はい、こんにちは。
さて、今日のお話は、「答え」について。
どんぴしゃな答えが欲しい
なにか、トラブルなんかがあったとして、すっごく嫌な思いをしたり、すっごく困ったりしている時、
「うわー、なんでこうなるんだよーっ?!」とか
「どうして、どうして、どうしてぇ〜??」みたいな気持ちになりませんか。
こういう時、なぜか、疑問文になっていることが、私は多いです。
誰に聞いてるのかわからないけど、尋ねてしまっている・・・
たぶん、はっきりとした原因とか、理由とか、どんぴしゃな答えが欲しいんじゃないかと思うんですよね。それは、きっと、わからないから、わかりたい、わかって、納得して、せめてそこだけは、安心したい、ということが起こっているんじゃないかなと思います。
心の中は、大パニックってことです。
もしわかっていたら、粛々と、解決に向けて、策を講じると思いますから。
カウンセリングにお越しになる方も、「答え」を探しにいらっしゃることって、とても多いですよ。そのお気持ち、とってもよくわかります。
答えを探しながら、歩く
「答え」って、数学の問題みたいに、これ!って、わかりやすいものもありますけれど、国語みたいに、こんな感じの意味なら正解、っていうような「答え」もありますよね。
「答え」を探す時、完璧なものを求めるより、国語の答えみたいな感じでつかんでいくといいんじゃないかなって思います。
「答え」をみつける。
「答え」を探している。
たしかに、「答え」をみつけて、たどり着くことって、目的であり、ゴールかもしれません。でも、「答え」を探している状態や、探しながら歩いていくこともまた、意味のあることだなと、私はいつも思います。
昔、私も一生懸命、答えを探していましたよ。
そして、こう思うんです。
「これじゃない」
「これでもない」
「なんだかちがう」
「みつからない、みつからない」って。
ある時、こんな記事を読んだんです。
私たちが生きている世界には、無数の情報が行き交って、影響を与え合っている。
故に、どれが、原因かなんて、特定するのは、大変にむずかしいことだ。
といったようなことが書いてあったのです。
私は思いましたよ。
「そりゃそうだ。じゃあ、無理じゃん」
ちょっと絶望しましたけれど、目も覚めました。
本当の本当の正解の答えを、ないないって探すんじゃなくて、心がしっくりきて、納得する、腑に落ちるものを、大切にするべきじゃないかって、思ったんです。
そして、そこにたどり着く道中に、ものすごく意味があるって。
「答え」が欲しい時って、カウンセリングに行く人もいれば、本を読む人もいれば、仕事休んで考える人もいるかもしれないし、寝る人(うちの夫)もいるし、人に聞いて回る人もいるし、お散歩したり、旅に出たりする人も・・いろんなことしてみたりします。
「答え」を探しながら、歩くことで、「あっ」って気づくことがあったり、反応するものがあったりするんです。アンテナが立ってるようなものだからだと思います。
本当の正解なんて、わからないのだとしたら(残念ですけれど)、自分の心が「これかもな〜」と、国語の答えみたいに感じたものを、大切にしてもいいんじゃないかって思います。
それが、私たちの背中を押し、前に進めてくれるんだと思います。
逆に、それがない正解が、目の前に差し出されても、(今は)わからないですもんね。
もちろん、時間をあげて、たどり着く場所もあるんですけれど。
どう生きるか
人の人生は、生まれて、死を迎えるという、とてもシンプルな構造になっています。全員同じですよね。
でも、誰も、最後をゴールとか、目的にして、それに向かっている人はいなくて、その間にある「生きる」ということをしています。
余談ですが、マンションの当番で、地域の婦人会という組織に入っていたことがあったんです。おかあさんや、おばあちゃんくらいの方々たちばかりの中、赤ちゃんだった息子を連れて、会合に出てたんですけれど、毎回、最初に婦人会会長のお話があるんです。
そのお話が、毎回ものすごく良いお話しで、楽しみにしていました。
楽しみにしている理由が、もうひとつあって、いつもどこかで「ピンピンコロリのために、健康でいましょう!」って仰るんですよ。
病気で寝たきりになったり、病院に入ったりしないようにって、健康のためのあれこれについても、お話しされるんですけれど、「ピンピンコロリ」って「どうしぬか」って話しなのに、会長のハツラツ感が、ものすごくて、希望にあふれていたのは、それまでを「どう生きるか」ということだったんだと思います。
余談でした。
人生のスタートもゴールも、一瞬かもしれないけど、その間にある「生きる」は、まあまあ長いですよね。
私が「どう生きるか」は、自分にしか決められないし、決めていいものだと思います。
でも、迷子にもなりやすいですから、そんな時は、ひとりにならず、誰かとつながりながら、ぼちぼち行きましょうね。
池尾千里
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